DR-880 Driver Ver.1.0.0 for Windows® 10

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Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
文中記載のその他の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

Windows 10対応ドライバについて

DR-880 用Windows® 10 対応ドライバは、DR-880 をコンピューターに接続すると、インターネットから自動的にダウンロードされます。
タッチ対応 PC では、文中の「クリック」を「タップ」に、「右クリック」を「長押し」に読み替えて操作してください。

動作条件

対応 OS
Microsoft® Windows® 10 (64ビット版/32ビット版)
Windows 10 Mobile では動作しません。
対応パソコン
USB ポートを装備したWindows対応パソコン
USB 2.0と互換性のないUSB 3.0ポートではお使いいただけません。
USB 3.0ポートに接続して正常に動作しない場合は、USB 2.0ポートに接続する必要があります。
USB 3.0ポートに接続した場合でも、製品本体のパフォーマンスが変わるものではありません。
Hyper-VやVirtual PCなどの仮想Windows環境ではお使いいただけません。
Windowsが動作しているMacはサポート対象外となります。
その他
インターネット接続環境
ドライバのダウンロードに必要です。

制限事項および注意事項


インストールする

ドライバを再インストールする場合は、「再インストールするには」を参照してください。
  1. キーボード、マウスを除く、すべてのUSB機器をはずした状態で Windows を起動します。
  2. コンピューターがインターネットに接続していることを確認します。
  3. Windows の「サウンド」コントロール パネルや、起動しているアプリケーションを終了します。
  4. DR-880 の電源を入れ、コンピューターと USB ケーブルで接続します。
    自動的にドライバのインストールが行われます。
  5. 数分後、スタート・ボタンをクリックし、「すべてのアプリ」をクリックします。
    BOSS フォルダを開き、「DR-880」アイコンが表示されていれば、インストールは完了です。
  6. 通常、ドライバのインストールは、数分で完了します。ただし、インターネットの接続状態や、その他のデバイスがインストール中の場合などは、10分程度かかる場合があります。
    DR-880 を接続後、10分以上経っても使用できない場合は、何らかの問題が発生している可能性があります。「トラブルシューティング」を参照してください。

お使いになる前に

アプリケーションの入出力デバイス設定

お使いのアプリケーションで使用する MIDIデバイスを設定してください(設定方法については、アプリケーションの取扱説明書などを参照してください)。

アプリケーションのデバイス設定で DR-880 のデバイスが選択できない場合は、何らかの問題が発生している可能性があります。「トラブルシューティング」を参照してください。

MIDI入出力デバイス

Windows Media Playerでは、DR-880 のMIDI入出力デバイスを使用することはできません。
MIDI対応アプリケーションで以下のデバイスを選択してお使いください。
[MIDI OUT デバイス]
DR-880
 
[MIDI IN デバイス]
DR-880
 

オンラインドキュメントを参照する

ドライバのインストールが完了すると、以下の手順で READMEファイル(このドキュメント)を参照することができます。
ドライバの設定方法や、使用上のトラブルに関する解決策など参照することができます。
  1. スタート・ボタンをクリックし、「すべてのアプリ」をクリックします。
  2. BOSS フォルダを開き、「DR-880 Readme」をクリックします。
  3. ドライバのオンラインドキュメントが表示されます。

ドライバの設定を変更/確認するには

ドライバの設定を変更/確認するには

  1. ドライバの設定の変更を行う場合は必ず DR-880 を使用しているすべてのプログラムを終了させます。確認のみを行う場合にはその必要はありません。
  2. スタート・ボタンをクリックし、「すべてのアプリ」をクリックします。
  3. BOSS フォルダを開き、「DR-880」をクリックします。
  4. DR-880 Driver の設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。
    DR-880 Driver の設定 ダイアログ・ボックスは、Windows の コントロール パネル からも表示することができます。コントロール パネル の 表示方法 をアイコン表示に変更し、DR-880 アイコンをダブルクリックしてください。
  5. 設定の変更を行う場合は、設定を変更して[OK]をクリックしてください。設定の確認を行う場合は、設定を確認後、必ず[キャンセル]をクリックしてください。
    設定項目の詳細については、「設定ダイアログ・ボックスの項目について」を参照してください。

設定ダイアログ・ボックスの項目について

「コンピュータ負荷を軽く」チェック・ボックス
通常はチェック・ボックスの ”チェックをはずした” 状態でお使いください。
設定の変更は DR-880 の電源を入れなおした後有効になります。
 
「README を表示」ボタン
READMEファイル(このドキュメント)を表示します。
 
ドライバの情報
現在インストールされているドライバのバージョンが表示されます。

再インストールするには

  1. アンインストールするには」の手順にしたがってドライバを削除します。
    アンインストールすると、Driver の設定ダイアログ・ボックスの設定値が初期化されます。設定項目の詳細については、「設定ダイアログ・ボックスの項目について」を参照してください。
  2. インストールする」の手順にしたがってドライバをインストールします。

アンインストールするには

  1. キーボード、マウスを除く、すべてのUSB機器をはずした状態で Windows を起動します。
    DR-880 の USB ケーブルもはずしてください。
  2. アンインストールを行う前にすべてのアプリケーションを終了してください。
    アプリケーションが完全に終了するまで、10秒程度お待ちください。
  3. スタート・ボタンを右クリックし、「プログラムと機能」をクリックします。
  4. 一覧の中から、 DR-880 Driver を選択して、「アンインストールと変更」をクリックします。
    一覧に DR-880 Driver が表示されていない場合は、ドライバはインストールされていません。アンインストールは必要ありません。
  5. ユーザー アカウント制御に関するダイアログが表示された場合は、[はい]をクリックします。
    管理者アカウントのパスワード入力が求められた場合は、アカウントの種類が管理者であるユーザーで Windows にサインインしてから、再度アンインストールを行ってください。
  6. 「インストールされている DR-880 Driver をアンインストールします。」と表示されますので、[OK]をクリックします。
  7. 「アンインストールを完了しました。」と表示されますので、[OK]をクリックして Windows を再起動します。

トラブルシューティング

ドライバがインストールできない

デバイスの状態を確認する
通常、ドライバのインストールは、数分で完了します。
DR-880 を接続後、10分以上経っても使用できない場合は、以下の手順でデバイスの状態を確認してください。
  1. DR-880 の電源を入れ、コンピューターと USB ケーブルで接続します。
  2. スタート・ボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」をクリックします。
  3. 表示 メニューの「デバイス (種類別)」をクリックます。
  4. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」または「ほかのデバイス」をクリックしDR-880のデバイスを表示します。
  5. 表示されたDR-880をダブルクリックし、「DR-880のプロパティ」画面を開きます。
  6. 全般 タブの「デバイスの状態」を確認します。
「このデバイスは正常に動作しています。」と表示されている場合は、ドライバのインストールは完了しています。
それ以外の状態が表示されている場合は、ドライバのインストールに失敗している可能性があります。
ドライバのインストールに関するトラブルシューティングの他の項目を確認してください。
 
コンピュータはインターネットに接続されていますか?
このドライバをインストールするには、お使いのコンピュータがインターネットに接続されている必要があります。
Webブラウザなどを使用して、お使いのコンピュータがインターネットに接続されていることを確認し、再度「インストールする」の手順にしたがって、ドライバをインストールしてください。
 
DR-880を接続しなおしてみてください
機器の認識に失敗している可能性があります。
一度、DR-880の USB ケーブルを抜いてDR-880の電源を入れ直し、再度コンピュータに接続してください。
 
ドライバを手動でインストールする
インターネットの接続状況などによっては、ドライバのインストールが自動的に行われない場合があります。
このような場合は、以下の手順で、ドライバをインストールしてください。
  1. DR-880 の電源を入れ、コンピューターと USB ケーブルで接続します。
  2. スタート・ボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」をクリックします。
  3. 表示 メニューの「デバイス (種類別)」をクリックます。
  4. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」または「ほかのデバイス」をクリックしDR-880のデバイスを表示します。
  5. 表示されたDR-880を右クリックし、「ドライバー ソフトウェアの更新」を選びます。
  6. 「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索します」を選びます。
    ドライバの検索が始まり、自動的にドライバがインストールされます。
「ドライバー ソフトウェアが正常に更新されました。」と表示されれば、インストールは完了です。「閉じる」をクリックします。
「システム設定の変更」ダイアログ・ボックスが表示された場合は、[はい]をクリックして、Windows を再起動します。
 

DR-880 のデバイスが選択できない/使用できない

ドライバは正しくインストールされていますか?
ドライバが正しくインストールされていない可能性があります。「ドライバがインストールできない」を参照してください。
ドライバをインストールしたにも関わらず、DR-880 を使用できない場合は、「再インストールするには」の手順にしたがって再度ドライバのインストールを行ってください。
 
他のソフトウェアで DR-880 を使用していませんか?
DR-880 を使用しているアプリケーションをすべて終了し、DR-880 の電源を入れなおしてください。
それでも解決しない場合は、「再インストールするには」の手順にしたがって再度ドライバのインストールを行ってください。
 
DR-880 の MIDI デバイス名は表示されていますか?
デバイス名が表示されていない場合は、DR-880 を使用しているアプリケーションをすべて終了し、DR-880 の電源を入れなおしてください。
それでも解決しない場合は、「再インストールするには」の手順にしたがって再度ドライバのインストールを行ってください。
 
DR-880 が電源の入った状態で接続されているときにコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
スリープ状態からの復帰後、DR-880 が正しく動作しない場合は、使用しているアプリケーションをすべて終了し、DR-880 の電源を入れなおしてください。
 
DR-880 を使用中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、DR-880 の電源を入れなおしたりしませんでしたか?
DR-880 を使用中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、DR-880 の電源を入れなおしたりすると、正しく動作しなくなる場合があります。このような場合は、DR-880 を使用しているアプリケーションをすべて終了し、DR-880 の電源を入れなおしてください。
 
電源が入った DR-880 をパソコンに接続したままパソコンを起動すると、ドライバが正しく読み込まれず DR-880 が使えない場合があります。
その場合は、DR-880 を他の USB ポートに接続しなおすか、または、パソコンが起動した後に DR-880 の電源を入れてお使いください。
 

デバイス名の先頭に「2- 」などの数字が表示されるようになった

DR-880 を別の USBポートへ接続しませんでしたか?
DR-880 を別の USBポートへ接続すると、OS により自動的にデバイス名の先頭に数字が付け加えられる場合があります。
このような場合でも、DR-880 の使用には問題はありません。
数字の付いていないデバイス名に戻したい場合は、DR-880 をインストール時と同じ USB ポートへ接続するか、「再インストールするには」を参照してドライバの再インストールを行ってください。

音が鳴らない、再生/録音ができない

ドライバは正しくインストールされていますか?
 
他のソフトウェアで DR-880 を使用していませんか?
 
「お使いになる前に」を参照して DR-880 を使用できるように設定しましたか?
この設定をしないと、DR-880 は使用できません。「お使いになる前に」を参照してください。
 
再生/録音中にコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
スリープ状態からの復帰後、DR-880 が正しく動作しない場合は、使用しているアプリケーションをすべて終了し、DR-880 の電源を入れなおしてください。
 
再生/録音中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、DR-880 の電源を入れなおしたりしませんでしたか?
再生/録音中に USB ケーブルの抜き差しを行ったり、DR-880 の電源を入れなおしたりすると、DR-880 で再生/録音ができなくなる場合があります。一度、再生/録音を中止してから、再び再生/録音を行ってください。それでも再生/録音ができない場合は、DR-880 を使用しているアプリケーションをすべて終了し、DR-880 の電源を入れなおしてください。
 

演奏中に音が途切れる、一部の音が抜ける、など演奏の一部がおかしい

以下の各設定を行うことで、解決されることがあります。

ディスプレイアダプタのドライバを更新してみてください
お使いのコンピューターに搭載されているディスプレイアダプタのドライバを更新することにより、音切れが解消される場合があります。
 
Windows Update / Microsoft Update
Microsoft社より提供されている、Windows Update あるいは Microsoft Update を適用し、システムを最新の状態にしてみてください。
 
電源管理の設定を確認してください
  1. 「コントロール パネル」を開いて、「システムとセキュリティ」をクリックし、「電源オプション」をクリックします。
    コントロール パネルが、アイコン表示の場合は、「電源オプション」をクリックします。
  2. 「電源プランの選択またはカスタマイズ」の中から、「高パフォーマンス」を選択します。
    「高パフォーマンス」プランが表示されていない場合は、「追加プランの表示」をクリックします。
  3. 高パフォーマンスの「プラン設定の変更」をクリックします。
  4. 「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
  5. 詳細設定の「ハード ディスク」の+をクリックし、「次の時間が経過後ハード ディスクの電源を切る」の項目を+をクリックして開きます。
  6. 「設定 (分)」をクリックし、表示された下矢印をクリックし、設定を「なし」にします。
  7. [OK]をクリックし、電源オプション・ウィンドウを閉じます。
  8. 「プラン設定の編集」画面を閉じます。
システムの「パフォーマンス オプション」の設定
  1. 「コントロール パネル」を開いて、「システムとセキュリティ」をクリックし、「システム」をクリックします。
    コントロール パネルが、アイコン表示の場合は、「システム」をクリックします。
  2. 左側にある、「システムの詳細設定」をクリックします。
  3. ユーザー アカウント制御に関するダイアログが表示された場合は、[はい]をクリックします。
    管理者アカウントのパスワード入力が求められた場合は、アカウントの種類が管理者であるユーザーで Windows にサインインしてから、再度設定を行ってください。
  4. パフォーマンスの[設定]をクリックし、「詳細設定」タブをクリックします。
  5. 「バックグラウンド サービス」を選択して、[OK]をクリックします。
  6. [OK]をクリックして、「システムのプロパティ」を閉じます。
Driver の設定ダイアログ・ボックスにある「コンピュータ負荷を軽く」チェック・ボックスのチェックを入れることで改善される場合があります。
設定を変更したり確認する場合は、「ドライバの設定を変更/確認するには」の手順にしたがってください。
この設定の変更は DR-880 の電源を入れなおした後有効になります。特に問題がない場合はチェックをはずした状態(初期状態)でお使いください。

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