VE-2 Driver Ver.1.0.0 for OS X 10.11
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※ | Apple, OS X は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 |
※ | 文中記載のその他の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。 |
このドライバは、OS X 10.11 で VE-2 を使用するためのドライバです。
- OS X 標準の CoreAudio に対応
- ドライバのバッファ・サイズ設定、緻密な録音、再生レイテンシの調整が可能
このドライバは、以下の動作条件が必要になります。
※ | お使いのオーディオ/MIDIアプリケーションが必要とする動作条件、お使いのオペレーティング・システムが必要とする動作条件もご確認ください。 |
- 対応 OS
- OS X v10.11
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- 対応パソコン
- USB ポートを標準で搭載している Apple Mac シリーズ
※ | USB 3.0ポートに接続した場合でも、製品本体のパフォーマンスが変わるものではありません。 |
※ | Windowsが動作しているMacはサポート対象外となります。 |
- シーケンスソフトウェアなどを起動する前に、VE-2 とコンピューターを USB ケーブルで接続し、電源を入れてください。
- 再生・録音中に、VE-2 の電源を切ったり、USB ケーブルを抜いたりしないでください。ソフトウェアや OS が異常終了する場合があります。
- シーケンスソフトウェアなどを終了してから、VE-2 の電源を切る、もしくは USB ケーブルを抜いてください。
- OS X のソフトウェア アップデートを行う場合には、コンピューターから VE-2 を抜いてから行ってください。VE-2 を挿したまま OS X のソフトウェア アップデートを行った場合は、再度ドライバのインストールを行ってください。
- スリープ状態からの復帰後、またはOSの再起動後、VE-2 が正しく動作しない場合は、使用しているアプリケーションをすべて終了し、VE-2の USB ケーブルを抜き、差し直してください。
※ | インストールの途中でパスワードの入力を求めるダイアログが表示されたら、パスワードを入力し、[ソフトウェアをインストール]をクリックします。 |
- すべての USB ケーブルをはずした状態でコンピューターを起動します。
(キーボード、マウスを除く)
- 「VE2_USBDriver1011.pkg」をダブルクリックします。
- インストールできるかどうかを判断するプログラムの実行を確認する画面が表示された場合は、[続ける]をクリックします。
- 「ようこそ VE-2 Driver インストーラへ」と表示されますので、[続ける]をクリックします。
- インストール先を選択する画面が表示された場合は、システムがインストールされたドライブをクリックして選択し、[続ける]をクリックします。
- インストールの種類が表示されますので、[インストール]または[アップグレード]をクリックします。
- インストール終了時のコンピューターの再起動を確認する画面が表示されますので、起動中のアプリケーションがないことを確認し、[インストールを続ける]をクリックします。
- インストールが完了したら、[再起動]をクリックしてコンピューターを再起動します。
※ | コンピューターが再起動されるまでに時間がかかる場合があります。 |
以上で VE-2 Driver のインストールは終了です。
※ | アプリケーション - BOSS - VE-2 DriverフォルダにReadmeファイルとドライバのアンインストーラーがインストールされます。 |
- VE-2 とコンピューターを USB ケーブルで接続し、VE-2 の電源を入れます。
- 「システム環境設定」で「サウンド」をクリックします。
- 以下の各設定で「VE-2」を選択します。
- 「サウンドエフェクト」タブの「サウンドエフェクトの再生装置」
- 「出力」タブの「サウンドを出力する装置を選択」
- 「入力」タブの「サウンドを入力する装置を選択」
- VE-2 とコンピューターを USB ケーブルで接続してから、ソフトウェアを起動します。
- ご使用のソフトウェアの Audio Driver の設定で、「VE-2」を選択します。
詳しくは、ご使用のソフトウェアのマニュアルを参照してください。
- VE-2 とコンピューターを USB ケーブルで接続し、VE-2 の電源を入れます。
- 「システム環境設定」で「VE-2」をクリックします。
- ドライバ設定のパネルが表示されます。
- "オーディオ入出力のバッファサイズ"
- オーディオ入出力のバッファサイズを調整することができます。
- バッファ・サイズを小さくすると、レイテンシーが小さくなり、リアルタイム性が向上しますが、コンピューターの処理能力や曲データの負荷によっては、録音・再生に音切れなどが発生しやすくなります。
バッファ・サイズを大きくすると、レイテンシーは大きくなりますが、オーディオ転送が安定し、音切れなどが起こりにくくなります。
- 一般に、ソフトシンセをリアルタイムで演奏したり、DAWソフトウェアでオーディオ入力をスルーさせてモニターする場合などには、リアルタイム性をあげるため、バッファサイズを小さくします。
逆にトラック数が多く負荷の高い曲データの録音や再生には、音切れなどを防ぐため、バッファサイズを大きくします。
- 目的に応じてバッファサイズを変更し、音切れなどのトラブルが発生しないよう、リアルタイム性とオーディオ転送の安定性のバランスを調整してください。
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- "録音のマージン"
- お使いのソフトウェアでオーディオのバッファサイズを調整し、上記「オーディオ入出力のバッファサイズ」を調節しても、録音したオーディオデータに音切れやノイズがある場合は、この録音のマージンを大きくしてください。
※ | ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。 |
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- "録音のタイミング"
- 録音したオーディオデータのタイミングがずれるような場合は、この値を調整してください。
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- ご注意
オーディオソフトウェアの起動中は、[適用]を押しても、これらの設定はすぐに反映されません。すべてのオーディオソフトウェアが終了し、次にソフトウェアを起動したときに設定が有効になります。
- すべての USB ケーブルをはずした状態でコンピューターを起動します。
(キーボード、マウスを除く)
- 「Uninstaller」をダブルクリックします。
- 「VE-2 ドライバを削除します。」と表示されますので、[アンインストール]をクリックします。
※ | その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。 |
- 「ドライバを削除します。よろしいですか?」と表示されますので、[OK]をクリックします。
- パスワードの入力を求めるダイアログが表示されますので、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
- 「アンインストールが完了しました。」と表示されますので、[再起動]をクリックしてコンピューターを再起動します。
※ | コンピューターが再起動されるまでに時間がかかる場合があります。 |
- 以下の手順で、インストーラー/アンインストーラーを起動してみてください。
- control キーを押しながら、起動したいインストーラー/アンインストーラーのアイコンをクリックします。
- 表示されたメニューから「開く」を選びます。
- アプリケーションの実行を確認するメッセージが表示されますので、「開く」をクリックします。
- セキュリティの設定を確認してください。
- 「システム環境設定」で「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
- 左下の鍵アイコンをクリックします。パスワードの入力を求めるダイアログが表示されますので、管理者ユーザーのパスワードを入力し、ロックを解除します。
- 一般タブの中にある「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の設定を「Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」に変更します。
※ | ドライバのインストール、またはアンインストールが終了したら、同様の手順で元の設定に戻してください。 |
- ドライバのオーディオのバッファサイズを調整してみてください
- ドライバのオーディオのバッファサイズが小さすぎると、音が鳴らなかったり、正常に再生/録音ができない場合があります。
- 「設定の変更/確認をするには」を参照してバッファサイズを大きくしてみてください。
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- お使いのソフトウェアで、オーディオのバッファサイズを調整してみてください。
- まず、お使いのソフトウェアで、オーディオのバッファサイズを調整してみてください。
それでも再生・録音の際に音切れやノイズなどが発生する場合は、ドライバ設定パネルの「オーディオ入出力のバッファサイズ」を調整してみてください。
※ | ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。 |
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- デバイスを挿したまま OS X のソフトウェア アップデートを行いませんでしたか?
- デバイスを挿したまま OS X のソフトウェア アップデートを行った場合、音切れが発生する場合が確認されています。その場合は、再度ドライバのインストールを行ってください。
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- USB ハブに VE-2 を接続していませんか?
- コンピューター本体の USB 端子に直接、接続してみてください。
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- 上記「音切れやノイズがある」の項目を参考に、バッファサイズの調整を行っても、まだ録音したオーディオデータに音切れやノイズがある場合は、ドライバ設定パネルの「録音のマージン」を大きくしてみてください。
※ | ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。 |
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